建設業を営んでいると請求書の作成や経費の管理、売上・入金の管理、確定申告など経理業務に多くの時間がかかります。
特に現場に出ることが多い建設業の個人事業主や経営者にとって
「経理作業に時間を取られる」
「領収書がたまってしまう」
「帳簿付けが苦手」
「確定申告の準備が大変」
といった悩みは少なくありません。
そこで活用したいのがクラウド会計ソフトです。
この記事では建設業の個人事業主・法人が会計ソフトを導入するメリットや選び方、おすすめの会計ソフトについて解説します。
建設業に会計ソフトがおすすめな理由
建設業では材料費や外注費、車両費、消耗品費、通信費などさまざまな経費が発生します。
さらに工事ごとに売上や経費を管理する必要があるケースもあり手作業で帳簿を作成するのは大変です。
会計ソフトを導入すると日々の取引を入力・取り込みして帳簿を作成できるため経理業務の効率化につながります。
1.帳簿付けの負担を減らせる
銀行口座やクレジットカードを会計ソフトと連携できるサービスなら取引データを取り込んで仕訳作業を効率化できます。
毎月の売上や経費を手作業で一つずつ入力するより経理にかかる時間を減らしやすくなります。
2.確定申告・決算の準備がしやすい
日々の取引を会計ソフトで管理しておけば確定申告や決算に必要な帳簿・集計作業を進めやすくなります。
「確定申告の時期になってから1年分の領収書を整理する」という状況を避けるためにも日頃から経理を行うことが大切です。
3.経営状況を把握しやすくなる
会計ソフトを使うと売上や経費、利益などを確認しやすくなります。
建設業では工事ごとの採算を把握することも重要なので日々の数字を確認する習慣をつけることで経営判断にも役立ちます。
建設業向け会計ソフトを選ぶポイント
会計ソフトなら何でもよいというわけではありません。
建設業の事業者が選ぶときは次のポイントを確認しましょう。
① 銀行口座・クレジットカードと連携できるか
経理作業を効率化したいなら銀行口座やクレジットカードとの連携機能は重要です。
取引データを自動で取り込めれば入力作業の負担を減らせます。
② スマートフォンから利用できるか
現場に出ることが多い建設業者の場合パソコンだけでなくスマートフォンから利用できるかどうかも確認しておきたいポイントです。
領収書をスマートフォンで撮影して取り込める機能があると領収書を後からまとめて処理する手間を減らせます。
③ 請求書を作成できるか
建設業では請求書を発行する機会も多いため会計だけでなく請求書作成機能も確認しておくと便利です。
④ インボイス制度に対応しているか
インボイス制度に対応した機能があるかも確認しておきましょう。
自社が適格請求書発行事業者である場合はもちろん取引先との関係でもインボイスへの対応が必要になることがあります。
⑤ 法人・個人事業主のどちらに対応しているか
個人事業主向けと法人向けでは料金や機能が異なる場合があります。
これから法人化する予定がある場合は法人向けサービスへの切り替えについても確認しておくと安心です。
建設業におすすめの会計ソフト2選
会計ソフトにはさまざまな種類がありますがここでは個人事業主や中小企業でも利用しやすい代表的なサービスを紹介します。
という個人事業主や小規模事業者に向いています。
「できるだけ経理を簡単にしたい」という方は候補に入れてみるとよいでしょう。
1.マネーフォワード クラウド会計
マネーフォワード クラウド会計はクラウドで利用できる会計ソフトです。
銀行口座やクレジットカードなどと連携して日々の経理作業を効率化できます。
会計だけでなく
- 請求書
- 経費
- 給与
- 年末調整
- 確定申告
などバックオフィス業務をまとめて管理したい場合にも便利です。
経理だけでなく事業全体のバックオフィスを効率化したい方に向いています。
2.弥生会計
弥生シリーズは個人事業主や中小企業などで長く利用されている会計ソフトです。
個人事業主向けの「やよいの青色申告 オンライン」や法人向けの「弥生会計 Next」などがあります。
「会計ソフトといえば弥生」という方も多く、会計ソフトを初めて導入する場合の選択肢の一つになります。
建設業なら「会計ソフト+経理の仕組み化」がおすすめ
会計ソフトを導入しただけで経理の悩みがすべてなくなるわけではありません。
建設業では
- 領収書の整理
- 請求書の発行
- 入出金の確認
- 売掛金の管理
- 外注費の管理
- 工事ごとの経費管理
- 帳簿付け
- 決算・確定申告の準備
などさまざまな事務作業があります。
そのため
会計ソフトを導入する
↓
銀行・カードなどを連携する
↓
日々の取引をこまめに処理する
↓
必要に応じて税理士や事務代行などの専門家を利用する
という形にすると経理業務を効率化しやすくなります。
会計ソフトを導入しても経理が大変なら?
「会計ソフトを導入したけど入力する時間がない」
「領収書がたまってしまう」
「経理まで手が回らない」
という場合は経理業務そのものを外部に依頼する方法もあります。
特に建設業では本業の現場や営業に時間を使いたい経営者も多いでしょう。
経理を外注することで経営者が本来の仕事に集中できる時間を作れる可能性があります。
会計ソフトを導入することと、経理を外注することは別の選択肢ではありません。
会計ソフトで効率化しながら入力や領収書整理などの作業を外部に依頼する方法もあります。
私も建設業向けの事務代行を行っています
私は建設業で15年以上、事務・経理業務に携わってきました。
現在は建設業向けの事務代行として個人事業主様から法人企業様まで幅広くサポートしています。
領収書整理をはじめ経理事務や書類作成など日々の事務業務をお手伝いしお客様が本業に集中できる環境づくりをサポートしています。
「事務作業に追われている」
「領収書がたまってしまった」
「忙しくて事務まで手が回らない」
そんなお悩みがありましたらお気軽にご相談ください。
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まとめ|建設業こそ会計ソフトで経理を効率化しよう
建設業では現場の仕事だけでなく経理や事務作業にも多くの時間が必要です。
会計ソフトを導入することで
- 帳簿付けを効率化できる
- 銀行やカードのデータを取り込める
- 請求書を管理しやすくなる
- 確定申告・決算の準備がしやすくなる
- 経営状況を把握しやすくなる
などのメリットがあります。
特に「経理に時間をかけたくない」「本業に集中したい」という建設業者の方は会計ソフトの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
会計ソフトにはそれぞれ特徴があるため料金だけでなく使いやすさや必要な機能を比較して自社に合ったサービスを選ぶことが大切です。


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